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遺跡に併設された美術館はその都度見て回っていましたが、それとは別に、アテネにある美術館(博物館)にも足を運びました。また、ギリシャ料理のレストランにも行ってきました。ついでにメトロで行けたのでピレウス港(Piraeus)も見てきました。
キクラデス美術館
他の美術館には行かなくてもいいから、ここには絶対行きたいと思っていた美術館がこちらのキクラデス美術館です。
入場料16ユーロ(約2400円。1ユーロ=約150円)。
大学の美術史の授業で習ったキクラデス文明の彫像が目の前にあり、感動しました。こちらの美術館ではフラッシュなしの写真撮影はOKとのことでした。
キクラデスの美術から、古代ギリシャやキプロスの美術に至るまで、4フロアに分かれて作品が展示されていました。
楽しいですが、さすがに4フロア構成だと最後の方は疲れてきました。
ということで念願のキクラデス美術館で、スペドス型彫像などを堪能しました。
アクロポリス博物館
時間があったので別の日にアクロポリス博物館へ向かいました。
メトロのアクロポリ駅から徒歩すぐです。アクロポリス博物館は9:00オープンのようで、9:00前に行くと、入口付近に人が溜まっていました。
入場料15ユーロ(約2250円)です(時期により変動)。
こちらのアクロポリス博物館では、撮影禁止の区画と、撮影OKの区画に分かれていました。表示が小さくわかりにくいので、心配ならそばにいる係員に聞いた方が良いかもしれません。
こちらでのお目当ては先日アクロポリスの丘で見た、エレクティオンの本物の柱を見ることです。
こちらが本物の乙女の柱。1本はどさくさでイギリスに持ち出され、大英博物館にあるそうです。
こうやってレーザー技術で汚れを除去しているらしいです。
他にも教科書レベルの彫像などが盛りだくさんで、正直後半は疲れてしまいましたが、見応え十分でした。
ギリシャ料理レストラン(サラダ、スブラキ)
アクロポリス博物館の近くのレストランに入ってギリシャ料理を食べてみました。
意を決して入ったのはYardというカジュアルな雰囲気のレストランです。
グリーク・サラダ 13ユーロ(約1950円)。
高いだけあって量も盛り付けも思っていたよりちゃんとしていました。味も美味しかったです。トマトがかなりふんだんに入っていました。
ミニ・スブラキサンド(3つ) 14ユーロ(約2100円)
スブラキとは、串焼きのことでギリシャ料理の代表格です。鶏肉や豚肉のスブラキがあります。
普通に美味しいです。サラダが結構なボリュームだったので、ミニとは言え3つもロールが来る、どうしよう、と思っていましたが、本当にミニサイズだったので意外にも完食できました。
ギリシャはチップ文化なので、レストランなどではお会計の額とは別に、チップを置いて行くことが望ましいです。現金で払うなら少し多めに払って「お釣りは要らないよ」と言えばいいのですが、カード払いの場合は、カードで支払いを済ませた後、支払った金額の10%前後の現金をテーブルに置いて帰った方がいいようです。
サラダとサンドと炭酸水で、お会計30ユーロ(約4500円)と、それとは別にチップ。低予算トラベラーにとっては正直高いです。でもせっかくなので一度くらいはギリシャのレストランでグリーク・サラダを食べたかったので、これはこれでよしとします。
食べ歩きギリシャヨーグルト
サラダとサンドと炭酸水で勢いがついたので、ギリシャヨーグルトも食べようではないか、と鼻息荒くやってきたのはFreskoというギリシャヨーグルトのチェーン店です。
重量計算で、こちらは4.4ユーロ(約660円)。いやはや。低予算トラベラーはやはりスーパーが落ち着きます。とは言え、これもギリシャの名物なので、味わうことができて良かったです。
ピレウス港
メトロで行けるので、港も見ておきたいと思い、早く起きてピレウス港(Piraeus)へ行ってみました。
ここからクルーズ船が発着します。クルーズ船に乗る観光客がちらほら歩いていました。
港はいいですね。
海と船を見てすぐ帰りました。
以上、ギリシャのアテネからお伝えいたしました。