ギリシャからフィンランドへ、飛行機と寝台列車の旅

目次

同室いびき問題

ギリシャの宿ではドミトリーの部屋に泊まっていましたが、強烈ないびきの持ち主と同室になり、朝3時くらいからずっと大音量のいびきが聞こえてくる日が数日続きました。私は運悪く、二段ベッドでその人の真下の位置でした。それも旅の醍醐味かもしれません。旧型のシュレッダーくらいの爆音が朝方のアテネに響き渡りました。

同室の別の人と話す機会があり、その方はポルトガルから仕事で来ているディベロッパーの方でした。ギリシャで会議があるのだとか。普段は場所を選ばず仕事ができ、たまに会議で海外に行ったりするそうです。仕事でギリシャに来られるなんて、なんとも羨ましいです。そして、「誰かのいびきがめちゃくちゃうるさかったけど大丈夫だった?」なんて心配してくれました。そんなこんなで、ギリシャの旅も終盤となりました。

ポルトガルの方にもらった激甘ギリシャお菓子。
日本にないレベルの卒倒しそうな甘さ。

アテネからヘルシンキへ飛ぶ

飛ぶ前日にアテネで食べた、スブラキとポテトをピタで巻いたもの
QRコードがうまい具合に入り込んでいる缶ビール
ギリシャの喫煙者の多さをお察しください
アテネの宿近くの駅
ギリシャのメトロの券売機
ありがとう ギリシャ
また会う日まで エーゲ海

航空会社Norwegianの飛行機でアテネからフィンランドのヘルシンキへ向かいます。3時間半のフライトです。航空会社(特に格安航空会社)によっては、荷物の重量に厳しい会社もあり、少しでも重量オーバーしているとその場で超過料金を払わされることもあるようですが、今回はスムーズに乗り込むことができました。そして特に遅延もせず、無事にフィンランドに着きました。ギリシャからなので入国審査も無くそのまま電車のホームへ降り、ヘルシンキ駅へ向かいます。

ヘルシンキから寝台列車に乗る

今回の旅の目的地であるラップランド地方に向かうため、寝台列車に乗ることにしました。これまでに夜行列車のムーンライトながらには乗ったことがありますが、フラットに寝られるタイプの寝台列車には乗ったことがありません。期待が膨らみます。

物価の高い国に来てしまった、じっとサンド(900円)を見る
ヘルシンキ駅
ヘルシンキ駅から長距離列車が発着

ラップランド地方のロヴァニエミ(Rovaniemi)はサンタが住むことで有名な場所ですが、今回は約12時間かけて向かいます。

私が乗る列車ではない
私が乗る列車
緑のふくろうキャラがお出迎え
キャビンはこんな感じ
おもひでぽろぽろ的な廊下
ラップランド地方はこの時期、日が沈まない白夜

寝台列車は思いのほか揺れが大きく、なかなか眠れませんでした。せっかくなので共用シャワー室にも行ってみましたが、冷水しか出てこなかったので、シャワーは断念しました。

こうして、朦朧としながらも約12時間の寝台列車の旅を終え、早朝にロヴァニエミに到着しました。

寝台列車の次はバスで2時間弱

そしてここからまた移動です。

ロヴァニエミからソダンキュラという地へ向かうため、バス停に並びます。しかし、ソダンキュラ行きのバス停にはすでに長蛇の列。何組かに話しかけ、このバス停で間違いなさそうなことは確認できたものの、この人数では到底お目当てのバスには乗れそうになく、もう1本後のバスに乗ることになりそうだと思いながら列に並びました。しばらくしてバス到着の時刻になると、なんと大型バスが2台で来てくれました。どうにか2台目のバスに乗り込むことができ、バスの車内で無事に乗車券も買えました。

ロヴァニエミの奇跡(バスが2台来た)

運転手のおじさんは真面目そうな良い人でした。何となく、多くのフィンランド人と日本人は、気質が似ている気がします。両国に共通するのは、真面目で、静かだけど、カラオケが好き、という国民性でしょうか。バスは8:00過ぎに出発しました。2時間弱かけてソダンキュラへ向かいます。

目的地ソダンキュラに到着

2時間弱のバスの旅が終わり、ようやく乗り物から解放されました。ギリシャから移動が続き、さすがに疲労度はマックスでしたが、バスを降りてすぐのレストランでコーヒーとサンドイッチを補給し、少しだけ息を吹き返しました。

疲労でしばし放心状態

サンドイッチはハムとトマトとチーズが挟まっている素朴な手作りのサンドイッチで、何だかとても美味しく感じました。

こうしてついに目的地である北極圏の町、ソダンキュラに辿り着きました。

次回、白夜映画祭の巻。お楽しみに…。