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村に一軒だけのスーパー、Kjörbúðin
私が滞在した村に一軒だけあったスーパー、Kjörbúðin (キョルブージン)で、価格調査をしてきました。
今回は、パン、乳製品、卵、米などの価格を報告していきたいと思います。
2022年秋時点の、アイスランドのリアルな物価です。
※写真は2022年9月頃のものです。レートの変動はありましたが、ISK (Icelandic króna アイスランディック・クローナ)と日本円はほぼ同額として計算しています。
パン
それでは早速、パンコーナーへ行ってみます。サンドイッチを自作する自炊派庶民にとっては欠かせないコーナーです。
オーツ麦とチアシード入りのパン 649 ISK (約649円)。
パンもアイスランドならではの価格となっていますが、よく見るとこのパンには50%オフのシールが貼ってありますので、約325円で買えます。もう買うしかありません。
まわりに粒々が付いたパン 669 ISK (約669円)。
こちらも50%オフのシールが貼ってある日がありました。買いました。
ライ麦パン 261 ISK (約261円)。
Rúgbrauðというのはアイスランドの伝統的なライ麦パンとのことです。
それこそ昔は間欠泉の近くの地中に埋めて、地熱を利用してじっくり時間をかけて焼いていたそうです。
黒糖蒸しパンのような甘みがあります。
密度の高さにより、腹持ち度は群を抜いていました。
ライ麦のフラットパン 約190〜300 ISK (約190〜300円)。
こちらは酵母を入れずに作る、無発酵のパンということです。
いくつか種類がありました。素朴な味なので色々な具材に合います。
1枚自体は薄いのですが、密度が高いので、意外と腹持ちも良いです。
細長いパン 286 ISK (約286円)。
この細長いパンは個人的にお気に入りの一品です。パンの表面の茶色い部分からはこんがりと焼けた香ばしい香りがします。値段もお手頃だったので、かなりお世話になりました。
チョコレートマフィン 1999 ISK (約1999円)。
パンと似て非なるもの、マフィン。パンの値段で油断していたところに衝撃が走ります。急いで立ち去ります。
乳製品
さて、お次は乳製品コーナーを見ていきましょう。
牛乳 1リットル 185 ISK (約185円)。
牛乳はお手頃価格です。安心しました。
Skyr (スキール) 1kg 約700〜1100 ISK (約700〜1100円)。
Skyr (スキール)とは脱脂乳から作られる乳製品です。カテゴリー上はヨーグルトではなくチーズに分類されます。アイスランドで昔から食べられている乳製品です。(参考：Ísey SKYR)
1kgだとバケツくらいの大きさがあるので、アパートの共用冷蔵庫に入らない可能性があります。もう少し小さいサイズを見てみます。
Skyr (スキール)
500g 約380〜600 ISK (約380〜600円)。
200g 約340〜350 ISK (約340〜350円)。
170g 約290〜300 ISK (約290〜300円)。
残念ながら、ブタのマークのスーパーBónus (ボウヌス)より高いです。
ヨーグルト 180g 219 ISK (約219円)。
乳酸菌飲料 6本パック 約790〜900 ISK (約790〜900円)。
1本当たり、約132〜150円なので、理解できる金額ではあります。
クリームチーズ 200g 549 ISK (約549円)。
1食分サイズのチーズスプレッド 20g 99 ISK (約99円)。
チーズスプレッドは、ベーコン味など色々な味があります。
チーズスプレッド 300g 約700〜860 ISK (約700〜860円)。
味によって値段が変動します。
クリームチーズ 200g 679 ISK (約679円)。
サワークリーム 180g 約310〜500 ISK (約310〜500円)。
スライスチーズ
160g (8スライス) 599 ISK (約599円)。
330g 約910〜1160 ISK (約910〜1160円)。
自作サンドイッチにはチーズを挟みたいところです。ケチり過ぎると栄養素の偏りも心配です。ここは買いましょう。何てことはないスライスチーズが美味しいです、ありがとうアイスランド。
チェダーチーズ（ラクトース・フリー） 160g (8スライス) 619 ISK (約619円)。
せっかくなのでこちらも試してみました。普通に美味しいチェダーチーズでした。
中央：カマンベールチーズ 150g 577 ISK (約577円)。
なんだか安い気がしてきました。
銀色の包み紙のブリーチーズ 100g 381 ISK (約381円)。
とても安い気がしてきました。買いました。
バター（写真左、銀色） 500g 651 ISK (約651円)。
自作サンドイッチに塗ってみようと、こちらのバターを後日買ってみたところ、くどくなく、いくらでも食べられそうでした。アイスランドは噂通り、乳製品が美味しい国です。
卵
卵 10個入り 649 ISK (約649円)。
卵料理はしばらく作らないことにします。
サラダ
たまごサラダやコールスロー的なサラダがずらりと並んだコーナーがありました。バリエーション豊富です。
コールスローサラダ 380g 569 ISK (約569円)。
もはや安いのか高いのかわかりません。
サラダ的なものを補給したくなった時に、このコールスローサラダを買ってみました。結構パイナップルの甘さが目立ちましたが、貴重なビタミン、食物繊維です。残さずいただきました。
スモークサーモンと卵のサラダ 200g 549 ISK (約549円)。
こちらも、自作サンドイッチに挟んでみようと思い、買ってみました。大変うまいです。美味しいのでガブガブ食べてしまいます。注意が必要です。
ふと顔を上げると、見慣れた食材がありました。トーフ…
豆腐 500g 429 ISK (約429円)。
豆腐よ。日本に帰ったらまた会おう。
インスタント食品
続いてカップスープ、インスタント食品のコーナーへ行ってみます。
粉末カップスープ
カリフラワー＆ブロッコリー味／イタリアン・ミネストローネ味／アスパラガス味／ハンガリアン・グヤーシュ味／トマト味
1箱3袋入り 約320〜350 ISK (約320〜350円)。
ブタのマークのスーパーBónusより100円くらい高い値段です。しかし9月ですでに肌寒いアイスランドです。サンドイッチのお供に、温かいスープを飲みたいものです。買いましょう。
カップ クリーミーペストなど 約420〜430 ISK (約420〜430円)。
カップ カルボナーラ 299 ISK (約299円)。
カップヌードル チキン 179 ISK (約179円)。
日本的なものが食べたくなった時のために、念の為このカップヌードルを買って非常時に備えました。
よく見ると近くにアジア麺コーナーがありました。
タイ系カップヌードル トムヤム味／ビーフ味 各279 ISK (約279円)。
アジア系インスタント麺 ビーフ味／エビ味 各149 ISK (約149円)。
アジア系インスタント麺 チキン味／ビーフ味 各189 ISK (約189円)。
米
ついでにコメも発見しました。
スシ・ライス 500g 649 ISK (約649円)。
それほど高くない気がします。むしろアスパラガスの方が衝撃的価格でした。
バスマティライス／ジャスミンライス 1kg 各599 ISK (約599円)。
やはりスシ・ライスは高級品のようです。こちらの香り米の方がリーズナブルです。
アイスランドに来る前は米ばかり食べていましたが、アイスランドではあまり米を欲しませんでした。体がうまいことアイスランドに適応してくれたのでしょうか。
さて、村のスーパー編（パン、乳製品、卵、米 ）は以上です。いかがでしたでしょうか。
次回は村のスーパーでの飲み物やお菓子などを紹介できればと思います。お楽しみに…
本ブログはなるべく週1回くらいのペースで更新していけたらいいなと思っています。時には間が空いてしまうかもしれませんが、引き続きどうぞご覧ください。