アイスランドの物価、村のスーパー編(日用品、雑貨)

目次

  1. 村に一軒だけのスーパー、Kjörbúðin 
  2. トイレットペーパー
  3. バス用品
  4. ケア用品
  5. 生理用品・コンドーム
  6. キッチン用品
  7. 掃除用品
  8. 生活雑貨(爪切りなど)
  9. 毛糸
  10. 文房具
  11. おもちゃ
  12. 抗原検査キット
  13. スーパーの隅にある機械
  14. 村のスーパーでの価格調査を終えて

村に一軒だけのスーパー、Kjörbúðin

私が滞在した村に一軒だけあったスーパー、Kjörbúðin (キョルブージン)で、価格調査をしてきました。

今回は、日用品、雑貨などの価格を報告していきたいと思います。

2022年秋時点の、アイスランドのリアルな物価です。

※写真は2022年9月頃のものです。レートの変動はありましたが、ISK (Icelandic króna アイスランディック・クローナ)と日本円はほぼ同額として計算しています。

トイレットペーパー

まずは誰もが使用する、トイレットペーパー。

子羊がかわいらしいパッケージですが、

値段は12ロールで1699 ISK (約1699円)というアイスランド価格です。

でも安心してください。滞在先であるアーティスト・イン・レジデンスのアパートやスタジオには、トイレットペーパーがきちんと補充されていました。

探せばもう少し安いのもありました。

8ロール セール価格 749 ISK (約749円)。

25%オフでこの値段です。普段なら約1000円です。セール価格であれば、このトイレットペーパーがこの村では一番安いです。

トイレットペーパーのありがたみを感じます。

こちらは6ロール 649 ISK (約649円)。

滞在先の責任者は、村のスーパーではなく、別の大型格安店で、安価なトイレットペーパーをある程度大量購入しているようでした。

バス用品

次はシャンプー、シャワージェル、石鹸などのバス用品です。

アイスランドも他のヨーロッパ諸国同様、基本的にシャワーのみで、バスタブに湯を溜める習慣はないようです。アパートにもバスタブはありません。

こちらの棚のシャンプー、コンディショナーは、大体700〜900 ISK (約700〜900円)台といったところです。

大きなボトルでもないのにこの値段かあ、と落ち込みながらも、棚を舐め回すように見ていると、下の棚の方にいました。

リンス・イン・シャンプー セール価格 187 ISK (約187円)。

買いましょう。買いました。

レジデンスでは自分のシャンプーや石鹸類は自分で用意することになっていました。手持ちのシャンプーが無くなった後は、こちらに切り替えました。香りも色も付いていない透明な液体で、刺激が少なく、気に入りました。

リンス・イン・シャンプーの他に、シャンプーとコンディショナーが別々でも売られていました。

シャンプー セール価格 187 ISK (約187円)。

コンディショナー セール価格 224 ISK (約224円)。

また、髪と体がこれ一本でOK、というシャンプーもありました。

セール価格 299 ISK (約299円)。

For Men(男性用)と書いてあるので万人向けではないのかもしれません。

シャワージェル セール価格のものは442 ISK (約442円)でした。

セールでなければ、シャワージェルは約590 ISK (約590円)で買えます。

隣にはシャワーオイルなるものが並んでいましたが、日本でも使ったことがないようなものに手を出すと危険です。価格だけ目に焼き付けます。

シャワーオイル 約460〜790 ISK (約460〜790円)。

石鹸 約380〜520 ISK (約380〜520円)。

手持ちの石鹸が無くなった際に、石鹸を買ってみました。体を洗うためと、下着や靴下などの小さな衣類を洗うためです。アパートに洗濯機はありましたが、小さな衣類は毎日手洗いして部屋に干していました。洗濯機を頻繁に回さなくていいのでそうしていました。

ケア用品

お次は、保湿クリームなどのケア用品を見てみます。

ニベアのソフトチューブ (75 ml)、619 ISK (約619円)です。

大きい容器 (200 ml)だと、759 ISK (約759円)です。

大きい方を買った方が圧倒的にお得だということが分かりました。

フェイスクリームなどはセール価格で約530〜680 ISK (約530〜680円)といったところで、通常だと約700〜900円します。

ロールオンタイプのデオドラントの最安値は、セール価格の224 ISK (約224円)で、他は大体300〜700 ISK (約300〜700円)台といったところです。

ヴァセリン 小 259 ISK (約259円)、 大 579 ISK (約579円)。

小さい缶のワセリン 約220〜230 ISK (約220〜230円)。

ヴェポラッブ 319 ISK (約319円)。

ティーツリー・オイル 499 ISK (約499円)。

綿棒 セール価格 179 ISK (約179円)。

綿棒がセールでかなりお手頃価格になっています。

白髪染め 約1800〜1900 ISK (約1800〜1900円)。

こちらは生活必需品ではないので高いようです。

生理用品・コンドーム

ヴァセリンの隣に生理用ナプキン、タンポン、コンドームといった製品が並んでいたので、価格を見てみます。

生理用タンポン 約250〜560 ISK (約250〜560円)。

コンドーム  約750〜1350 ISK (約750〜1350円)。

並びにあるRefectoCilという製品は、まつ毛や眉毛を染める薬剤のようです。アパートのバスルームにも誰かのものが置いてありました。

生理用ナプキン 約250〜600 ISK (約250〜600円)。

「ノーマル」と書いてあるやつでしたら約250円で買えます。

アイスランドは物価の高い国のわりに、こういった生理用ナプキンなどの生活必需品の価格は低めに設定されていて、とてもいいことだと思いました。

キッチン用品

お次は、キッチン用品コーナーです。

サランラップ セール価格 386 ISK (約386円)。

通常は約430円します。

フリーザーバッグは一番安いもので、

容量2L 30枚入り 199 ISK (約199円)といった感じです。

プラスチック容器もいくつかありました。

ヨーグルトボックス セール価格 494 ISK (約494円)。

ランチボックス セール価格 1274 ISK (約1274円)。

保存容器大 セール価格 1687 ISK (約1687円)。

全てセール価格ですが、セールとは思えないレベルの価格です。

日本の100円ショップのありがたさが、身に沁みます。

食器用洗剤は、約250〜270 ISK (約250〜270円)と、まあまあお手頃価格でした。

アパートには食器用洗剤も備え付けてありましたので、自分で買うことはありませんでしたが、この値段なら安心です。

掃除用品

掃除用品が続きます。

洗濯ばさみ 24個入り 559 ISK (約559円)。

粘着ロールクリーナー 399 ISK (約399円)。

食器用ブラシ 599 ISK (約599円)。

100円ショップのありがたさが分かるコーナーでした。

生活雑貨(爪切りなど)

爪切り 小 499 ISK (約499円)、 大 1199 ISK (約1199円)。

驚きを通り越して、面白くなってきました。爪切りを日本から持ってきて本当によかった、と思った瞬間です。

ヘアゴム 749 ISK (約749円)。

ヘアピン 1349 ISK (約1349円)。

大変な物価高です。100円ショップが恋しくなってきました。

毛糸

乳製品コーナーの隣に、突如として毛糸コーナーがありました。

北欧ならではの光景かもしれません。

1玉 約1000〜1200 ISK (約1000〜1200円)台のものが多く、高いものだと約1900 ISK (約1900円)〜といった具合でした。

カラフルな毛糸を眺めるのは楽しく、去り難いのですが、次へ進みます。

文房具

文房具も少し売っていました。

鉛筆 3本 339 ISK (約339円)。

ペン 0.4 mm 729 ISK (約729円)。

「画材などは自分の国から持ってきた方がいいよ」とアイスランドに来る前からレジデンスの責任者に何度か念押しされていましたが、なるほど、納得です。

ゲルインクボールペン 0.7 mm 769 ISK (約769円)。

青ボールペン 179 ISK (約179円)。

ゲルインクボールペンがこんなに高値で取り引きされているとは知りませんでした。アイスランドに来る際には、日本の文房具をお土産として持ってくると喜ばれそうな気がします。

おもちゃ

スーパーの一角には子供用おもちゃコーナーもありました。

かわいらしい豚と羊と鳥と猫の人形が入った農場セットは4299 ISK (約4299円)です。

他も約3000〜4000 ISK (約3000〜4000円)台のものが多いです。

こちらのコーナーには長居せずに次へ進みます。

抗原検査キット

スーパーでは、こちらも売られていました。

Covid-19 抗原検査キット 約570〜700 ISK (約570〜700円)。

スーパーで検査キットが手軽に買えるのはいいなと思いました。

この村には病院や薬局はありません。医者は週に1回程度来るらしいのですが、事前予約が必要とのことでした。そんなわけで、滞在中は絶対に体調を崩せません。自作サンドイッチを食べ、健康管理をしていきます。

スーパーの隅にある機械

最後に、スーパーの隅にあった機械を紹介します。

値段がわからない商品のバーコードを機械下部に当てて読み込ませると、画面に値段が表示されます。

「バーコードをバーコードリーダーに読み込ませてください」的なことが書いてあるようです。

機械いわく、「ラムのロールソーセージ 329 ISK」

村のスーパーでの価格調査を終えて

私が滞在した村で唯一のスーパー、Kjörbúðinの物価はこんな感じでした。

お楽しみいただけたでしょうか。

格安スーパーとは言えないものの、時々セールをしてくれる良心的なスーパーでした。

物価の高いアイスランドでも、スーパーで食料を調達し、自炊をすれば、なんとか生きていけることが分かりました。

勇気と希望をもらえた価格調査となりました。

海外のスーパーでの価格調査は、機会があればまたやりたいと思います。

本ブログはなるべく週1回くらいのペースで更新していけたらいいなと思っています。時には間が空いてしまうかもしれませんが、引き続きどうぞご覧ください。