3月の振り返り

目次


3月を振り返ると、高鍋町美術館のワークショップから始まり、Taipei Art Book Fairへの2回目の参加などがありました。

高鍋町美術館のワークショップ

ワークショップでは「自分の分身をつくろう」というテーマのもと、フェルトや古布などを使って指人形を作りました。

参加者は小学生から大人まで。私は工作おねえさんとしてみなさんを見守りながら、新作「エビ」を作ったりしました。

このワークショップはうまく作ることが目的ではなく、自分の好きなものを好きなように作る、ということができたらいいなと思い、開催しました。

高鍋町美術館ワークショップ

これからも工作おねえさんとして、高鍋町で時々ワークショップなどをしていきたい所存です。

着ぐるみの中に入る工作おねえさん

2回目のTaipei Art Book Fair

3月に開催されたTaipei Art Book Fair 2026では高鍋町で作った作品集などを展示しました。こちらのフェアには去年の11月に初めて参加し、今回は2回目の参加でした。私の作品集に興味を持ってくれた方々と直接お話しでき、とても有意義な時間を過ごせました。近隣のブースには香港から来た建築家集団、韓国から来た出版系の方、台湾のイラストレーターなどがいて、そういう出展者のみなさんとの交流も、貴重な体験でした。

2026年3月 台北アートブックフェア

台北の皮膚科に行くの巻

台北では謎の虫に刺され、皮膚に普通ではない症状が出たので、念のため皮膚科に行きました。

なるべく行きやすい立地の、そしてなるべく良い評判の皮膚科をインターネットを駆使して検索。英語が通じる医師、予約なしでも診てくれる、などの口コミをしっかり調べ、ここだという皮膚科を探し、行ってみました。

伝えたい症状を事前にスマホのメモに書き出し、翻訳機で中国語の繁体字にして、先生に画面を見せる準備をして行きました。

私が行った皮膚科は、予約をしなくてもそれほど待たずに診てもらえ、先生も穏やかな口調の方で、こちらが症状を訴える間、真剣に聞いてくれました。薬の説明もわかりやすく、値段も良心的でした。医師もスタッフも英語で対応してくれました。なかなか海外の皮膚科に行くこともないので、これはこれで良い経験になったかもしれません。

小室哲哉ビル

台北の街中で偶然見つけた小室哲哉ビル。今のところ訴訟問題にはなっていないようです。日本人の名前が付けられているビルは他にもあるらしいです。

小室哲哉ビル

台湾で美味しかったもの&初めての味

台北で食べたニラ餃子やイカ団子など

韭菜水餃(ジウツァイシュイジャオ)
ニラ餃子
店:嘟嘟水餃
それほど期待しないで食べたら、とても美味しかったです。ニラってこんなに美味しいんだと驚きました。餃子の皮を自分で作ってみると、こんなに綺麗に包めないことがわかります。水餃子を作れる人を尊敬します。

ニラ餃子

蝦仁水餃(シアレンシュイジャオ)
えび餃子
店:正豪季水餃專賣店 忠孝西路店
前回11月に台北に来たときも食べました。リピーターです。人類史上、最初にえびを餃子の皮で包んだのは一体誰なんでしょうか。その人物を祀りたいです。それくらい美味しい食べ物です。

蝦仁水餃

花枝羹板條(ホヮジーゲンバンティアオ)
イカ団子入りとろみきしめん
店:村 花枝羹
人がひっきりなしに入っていた庶民派ごはん屋さんで食べた、イカ団子ときしめんみたいな平たい麺。とても美味しかったです。お客さんの一人が美味しそうに食べていたので、身振り手振りを交えてそれは何ですかと聞き、同じものを注文しました。結果、大正解でした。スープはかつおだしのような香りがして、馴染みのある優しい味わいでした。イカ団子は手でぎゅっと握りしめたような形をしていました。プリプリで美味しかったです。

花枝羹板條

碗粿(ワークエ/ワーグイ)
台湾風ライスプディング
店:阿義碗粿
これは何だろう、食べておこう、と思って食べた、台湾の伝統的な一品。私が頼んだのは肉を使っていないベジタリアン向け碗粿だったので脂っこくなくさっぱりしていましたが、お店の人がすりおろしにんにくをかけてくれたので、ガツンとした味わいになっていました。

碗粿

雞肉飯(ジーロウファン)
チキンライス
店:士林市場内
これまたあまり期待しないで頼んだところ、とても美味しかったです。期待しないですみませんでした。チキンにかけられたフライドオニオンが香ばしく、いい仕事をしていました。

雞肉飯

確定申告もした3月

3月の頭には確定申告も何とか終わらせました。先月のことなのに、もう記憶から消えそうになっています。台湾に行く前に全てを終わらせてから行きたかったので、結構頑張りまして、燃え尽きました。

台北から台南へ

首里城見学から思うこと

台湾から帰国する際の乗り継ぎで沖縄に立ち寄り、首里城を見学しました。

2019年の首里城火災は大変衝撃的だったのでよく覚えています。その復元工事も、今年2026年の秋に完了予定だそうです。それでも丸7年かかることを考えると、決して簡単な作業ではなかったことが窺えます。

首里城

首里城は2019年の火災を含め、これまでに5回焼失していて、2019年の前は1945年の沖縄戦で壊滅的に破壊されました。

沖縄戦関連の戦没者は、軍人軍属、兵士などが約9万4000人、民間人が少なくとも約9万4000人、米軍約12000人。軍民合わせて20万人超の人が亡くなったと言われています(総務省および沖縄県公式ホームページより)。民間人の9万4000人という数字は推計の部分があるため、実際にはもっと多くの方が亡くなったとも言われています。

今世界中で戦争が起きていて、爆撃で粉々になった建物や、瓦礫の中で過ごす人々の映像をよく見ます。粉々になった瓦礫の町は、復興するまでに途方もない時間がかかることが予想されます。両親を殺されて孤児になった子どもの心はどうでしょうか。一生元には戻らないと思います。人の生活を壊して憎しみの連鎖を生む戦争。犠牲になるのはいつも民間人です。戦争は嫌だ、という当たり前のことを、声に出して言い続けなければいけないなと思います。日本は先の戦争の過ちを反省し、「戦争を放棄する」と憲法に明記しました。それを、戦後たった80年で忘れてはいけないと思うので、忘れないために声をあげようと思います。人間の記憶力なんて本当に信用できません。先月のことも忘れるくらいなので。忘れないぞ、と宣言すること、そして政治を見張ることは大事なことなんだなと思う毎日です。

3月の振り返り

参考URL

・総務省 沖縄県における戦災の状況(沖縄県) 

・沖縄県公式ホームページ 沖縄戦